「選挙結果に市場が敏感に反応した」、「FRBの利下げのタイミングを市場が探っている」―。ニュースでは市場がまるで意思を持つ生き物のように語られる。市場とは一体何モノなのか? 18世紀の...
学生時代に試験で時間がなくなって、落ち着けば解ける簡単な問題が解けなかったというイヤな想い出はないだろうか。私は幾度となくある。何事もそうだが、時間に追われてバタバタやったことに...
少しずつ進行する病は捉えにくい。よほど注意していないと、気づいた時には手遅れになりかねない。企業の病も同じで、社内では捉えられない、あるいは捉えても悪さの程度に鈍感なうちに...
人生で職業の選択は一大事だ。人によっては、結婚相手を選ぶのに匹敵するほど重要に思えるかもしれない。にもかかわらず、後から振り返ると、(結婚と同じく?)偶然に左右されることも少なくない...
現代の私たちは、SNSやインターネット、さらには生成AIといったデジタルシステムなしには生活が成り立たなくなっている。これらは安全・快適・便利さをもたらす一方で、人間をシステムの一部...
「職場は上司や会社が変えるもの」ーそう考えてはいないだろうか。しかし実際には、「私が変える」という意識こそが、職場を前進させ、自分自身を大きく成長させる原動力になる。弘下村塾(次世代...
2025年8月15日、日本は敗戦から80年を迎えた。全国戦没者追悼式で石破首相は、首相の式辞としては13年ぶりに「戦争への反省」という言葉を盛り込んだ。第二次安倍政権以来、歴代内閣は...
会社の業績結果やプロジェクトの成果を語る際、「自分の力やリーダーシップで達成した」と話す経営者に出会うことがある。自らの経歴紹介文にも「5年連続で増収増益達成」、「赤字企業の再建成功」...
“麦を刈る人、地平線を見ず”とは、目の前の作業に没頭するあまり、遠い先を見失うことへの警鐘だ。現在、IT、電力、防衛、医療などの分野では、需要増と人手不足とが重相まって、日々忙殺される...
海外赴任を命じられ現地法人に勤務する、外資系企業に転職する、会社が外資系企業に買収されるなどから、今や職場で外国人の上司や部下を持つことも珍しくはないだろう。外国語での...